「ドイツの話」カテゴリーアーカイブ

(ドイツ話)ドイツのヒッツェフライ・・・って

ここ数日、ドイツは暑い日が続いています。連日、最高気温30℃越え。

ドイツには「ヒッツェフライ」という風習? きまり? 慣習? があります。

最高気温が30℃超えるような、暑い日には、学校が午前11:30で終わって下校するというもの。地方自治体の教育委員会が判断をして、「ヒッツェフライ令」を出し、地域の学校全部が早く終わるのです。

おかげで、ここのところ連日、息子たちはランチタイムには帰宅。(笑)

私は日本育ち。しかも、ご存知でしょうか。日本で一番過ごしにくい夏!・・・と言われる名古屋出身です。気温が高いだけでなくて湿度も高い。日本の中でも特に。

クーラーもない県立高校でしたから、(中学校は冷暖房完備だったけど)、特に梅雨が終わった後は地獄でした。

しかもセーラー服でね。生地も暑くて襟部分も暑く、化学繊維の下着を身につけて。左手に下敷き。パタパタしながら、暑さで頭朦朧として、思考能力なし。そんな状況で、「精神力の訓練だ!」「ダラダラしない!」とか言われながら。

地獄でした。過酷でした。(学校は楽しかったけど 笑)

でも、自分が教師になって、教壇に立つようになって、生徒はまだまし・・・と、知りました。だって、生徒は座ってるし、ダラっとしていたっていいし。大きな声はりあげて、ダラダラしてる生徒を指導しなくていいし。教師は、自分だって暑さで思考能力低下しているのに、きちんとしてなきゃ!・・・って頑張るし。

少なくとも昔の私はそう思って、貧血で倒れそうになりながら暑いなか教えてました。

今の私だったら、随分違う対応すると思います。暑いなかダラダラしちゃうのは当然だから、いつもとちがうアクティビティしよう!・・・とか工夫すると思います。

そんな日本で育った私から見れば、ドイツのヒッツェフライって、たかだか30℃で授業なし!?・・・って、びっくりなのですけど。

でもね、

日本のほうが、おかしくないですか?

暑くてどうしようもないときに、制服着て、汗ながしながら机に向かうって。

暑くてどうしようもないときに、校庭で集会して、貧血で倒れる人続出したり・・・とか、よくある光景でしたし。

おかしい。
(今は違うのかなあ?)

暑さでだらっとしてしまうのは、人間として自然なこと。怠けてるわけじゃなくて、人間が自分を守る本能の一部。

そんな暑いときに、無理して勉強するより、暑さをしのげるアクティビティをしたり、休憩をする。

涼しくなったときにまた頑張ればいいのです。

そのほうが効率もいい。

体にもいい。

環境にもいい。

ドイツ人は、「働くときにはガンガン働く。遊ぶときには思いっきり遊ぶ。」という人たちです。メリハリがあります。そのメリハリって、人間として大事なこと。自然なこと。

そんなメリハリと、ヒッツェフライのような習慣が根付いている国ドイツ。だからこんなにパワーがあるのだ・・・と思うのです。

 

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(ドイツ話)学校の夏休み

個人的なことですが、今年の夏(来月!)引越しをすることになりました。現在地から300kmほど北東に移動します。今がドイツ中西部。引っ越し先はドイツ北部のほうになります。

 

引っ越し先の街 ヒルデスハイム

ドイツでは、学校の夏休みが、地域ごとに少しずつ変えてあります。ドイツ人全員が一度にホリデーで遊びに行ってしまうと大変なので、全国的に調節して、少しずつずらしてあるのです。

今の地域の学校は7月14日に夏休みに入ります。夏休みは日本と同じ6週間くらいあります。

最初、引っ越し先の候補地は、南ドイツでした。その場合、新学期始まりが9月中旬。「7月中旬から9月中旬までの長〜い夏休みだ!!!」・・・と子どもたち大喜び!!!

ところが、結局、引っ越し先が北にきまりました。

そうしたら、引越し先の学校は、8月3日に新学期スタート。

ってことは、そこに転校すると、7月中旬から始まる夏休みが、8月早々に終わってしまう! つまり・・・・、うちの子どもたちは、夏休みが2週間しかない!!!・・・ということに。(汗) それを子供達に告げた時の子どもたちの反応、みなさんも想像できるのではないでしょうか。

夏休みは休むもの。子どもの教育上も、休みはきっちり休むのが大事!・・・というのがドイツでの考え方です。(大賛成です)

なので、子どもたちは今の学校を早めにやめさせてもらうことを学校に相談したら、学校も快く許してくれました。ほっ。

ほっとしている間もなく、引っ越し準備がはじまりますーー。

ストレスたまったら、アンチストレスティー。気持ちが楽になり、リラックスできて、よく効きます。

(ドイツ話)ドイツの住宅事情

また引っ越しをすることになりました。去年イギリスからドイツへ引っ越してきた時、もう当分引っ越しはするまい!・・・と思ったのに。笑

ドイツの住宅は、「キッチンのない家」が主流です。キッチン用の部屋には、水道管があるだけ。蛇口さえも据え付けていないのです。シンクも、キッチンキャビネットも何にもなし。

ええーーー!?って感じでしょ。

だから、去年イギリスから引っ越してきたときには、キッチンを買ってきて、据え付けるところからスタートしなきゃいけなかった。

あの面倒くささ、大変さをもう一度繰り返すのか・・・。そう思うだけで憂鬱。

だから、今回は、どうしても「キッチン付きの家」を見つけたかったのです。

でも、物件数は少ないし、場所も家のサイズも、条件にあうところは、本当にわずかしかなくて。

もう、引っ越しは嫌だから、当分住める家を見つけたい。でも、選択肢はほとんどない。

選択肢があっても、入居者を決めるのは大家さんですから、他にいい候補者がいればそちらに決めてしまうわけです。

で、イギリスもそうなんですが・・・

「子ども不可の賃貸物件」が多いんですよね。

イギリスは、募集の要項にすでに記載されています。子ども不可、ペット不可、喫煙者不可・・・みたいに。でも、ドイツの要項には明記されていない。

アプライしてみたけど、子どもいる家族は嫌だって却下されることも多いというわけです。

学校から徒歩10分の距離にみつけた家。町を見下ろす丘の上。家の裏は森。部屋数も十分にあり、そこそこの広さがある。キッチンもある!!!!!(感涙)

1ヶ月後に入居できなければ、子どもたちは新学期からの編入を諦めなければいけない状況で、ちょっと家が気に入らなくても入居させてもらえるなら御の字!・・・と思い願書を出しました。

家のエージェントが家を見せてくれて。

他にも候補者はあったけど、うちが一番いいと思ったとのこと。私たちも家を気に入り、エージェントも私たちを気に入ってくれました。即入居決定。

彼が言うのです。

子ども不可の物件が多いけど、子どもがいる家族に住んで欲しいんだ・・・と。子どもは社会の未来だから!・・・って。

そしてうちの息子達をみて、嬉しそうに「いい子達だね」って目を細めていました。

うちの子供達はね、キッチンに食器洗浄機を見つけてガッツポーズ。晩御飯の後の後片付けは子どもたちの役割なのです。笑  そして、それを見て嬉しそうに微笑んでいるエージェントのおじさま。

うれしいなあ。

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森のエルダーフラワーでコーディアル

ヨーロッパで自生するエルダーの木。イギリス12年間の暮らしのなかで、「エルダーフラワーコーディアル」はなくてはならない飲み物になりました。たまに飲む・・・というのではなくて、日常の飲み物として必須なんです。(笑)

 

エルダーの花は、今満開。勝手に種が飛び散り、自生して増えていくので、裏の森でも、たくさんのエルダーが生えています。お散歩がてらに袋片手に森へ。そしてエルダーフラワーを収穫。

 

白いお花、ぜんぶ、エルダーフラワー

 

 

お馬さんの後ろの白い花もエルダーフラワー

 

 

そして、収穫して

 

 

コーディアル作り。(エルダーフラワーコーディアルの作り方はこちら

コーディアルは、水で10倍くらいに薄めて飲みます。ほんのり香りがする程度です。薄める水は、スパークリング(炭酸)のミネラルウォーターがおすすめ。大人の味になりますよ。

 

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(ドイツ話)環境への配慮〜エコハウス〜ドイツ人の解せない奇習・・・

ドイツは、環境先進国。オーガニック先進国。オーガニックについても、体のためという人間中心の考えではなく、環境にいいからという意識で推進しています。

一般の民家であっても、基本はエコハウスです。改装するときには、国が定めるエコ基準を満たさなければなりません。

壁と壁の間には断熱材が厚くつめこまれ、窓は三重構造。

これで、夏は、外気の熱を遮断して家の中は涼しく保てます。冬は、寒さを遮り家の中の暖かさを逃しません。

この週末、5月というのに35℃、36℃という夏日になりました。それでも、夜は18℃くらいまで下がります。朝のうちはまだ涼しく、涼しいうちに換気をしておきます。そして暑くなる前に窓を閉めます。窓だけでなく、窓の外のブラインド(日本でいうシャッターです)を閉めて、太陽光も遮ります。これで、冷房がなくても、家の中は涼しく快適に過ごせるのです。暑さがとことん苦手な私も、快適に暑さをしのぐことができます。


夏は窓を開け放して空気の通りを良くする事で暑さをしのぐのが、日本の伝統的家屋のつくり。それとは全く正反対のやり方なので、最初は戸惑いましたが・・・。

ドイツ人のエコハウス。合理的で、環境基準や節エネルギー対策効果が高くて、「さすがドイツ!」と感心します。



真昼間から窓にはしっかりシャッターが・・・

ただ・・・ひとつ解せないことがあるのです。

ドイツ人は、ブラインド(窓の外のシャッター!)を閉める習慣があります。夏の太陽光遮断だけでなく、冬でも昼間からシャッターを半分閉めている。夜になれば、完全にシャッターを閉める。窓をあまり開けません。

我が家のように、窓全開にしている家などは、他に見ません・・・。

住環境としての習慣というより、ドイツ人の内と外の間にしっかり壁を立てる性質が、行動に表れている気がします。

・・・実際どうなんでしょうね?

 

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ドイツのハーブティ事情

私は2017年夏に、12年すんだイギリスを離れてドイツにやってきました。イギリスでもドイツでも、ハーブは一般的に利用します。ハーブティも多いし、料理やヘルスケアにも使います。

でも、ドイツにきて、ハーブティの多さに驚きました。

イギリスもたくさんありました。日本では「紅茶」のイメージしかないトワイニングだって、たくさんハーブティやフルーツティ出してますし。

 

それでも、ドイツのハーブティの種類は半端なく多い。

 

普通のチェーンのスーパーに、どどーんと並んだハーブティの棚があります。紅茶やコーヒーなどはこの棚には一つもありません。全部、ハーブティです。

Yogi Tea など、メジャーなブランドもありますし、ちょっと高級なルースのハーブティもあり。スーパーの独自ブランドのものもあります。その多くがティーバッグです。

ティーバッグが多いというのは、多くの人がお手軽に日常に使っているからですよね。仕事をしているときにも、ティーバッグでお茶を入れる。1日になんども入れる。そんな、緑茶や紅茶やコーヒー並に手軽に飲めるハーブティが、こんなにたくさん。

紅茶やコーヒーの同レベルに定着した飲み物ということですね。

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