Rüdesheim am Rhein:つぐみ横丁〜ニーダーヴァルト記念碑
2023年8月18日(金)
今回はリューデスハイムで時間があったので、ちょいと観光!
早速つぐみ横丁(Drosselgasse)へ。いや、賑やか。この150m程の小さな路地に、ワイン酒場やお土産屋さんがひしめいている。そして沢山の人、人、人。みんなお酒も入ってるのか、超陽気!
つぐみ横丁を抜け、オーバー通りを右に行くと、すぐにロープウェイ乗り場。これで一気に丘の上のニーダーヴァルト記念碑がある広場まで登ることができる。このロープウェイ、ワイン愛好家にはたまらない。というのも、その道中はずっとリューデスハイムの上級畑の上なので、上空から銘醸畑を観察出来る。幸いにも今日は晴天!ちょっと暑いが、眺めは最高。丘の上まで、Rüdesheimer Berg Rottland、Rüdesheimer Bischofsberg、そしてRüdesheimer Drachensteinと、3つの畑を通り過ぎていく。
山頂の駅に到着。駅を出ると、ニーダーヴァルト記念碑までは徒歩数分の距離。展望スペースがいくつも設けられており、沢山の人たちが景色を眺めたり記念写真を撮ったりしている。そして、ニーダーヴァルト記念碑とご対面。いや、巨大!そして立派!これは、普仏戦争(1870-1871)に勝利したプロイセンを中心にドイツ諸邦が統一され、ドイツ帝国が発足したことを記念して建設されたものだ。1871年9月に、初代ドイツ皇帝となったヴィルヘルム1世がここに最初の石を置いたとのこと。その後建設が進められ、1883年9月に落成式が行われた。
それにしても、この記念碑を背にし、眼下のブドウ畑とライン川を眺めていると、美味しいドイツワインを飲むことが出来るのは、先人たちが積み上げた歴史とこの大自然のおかげだなあと、しみじみと感じてくる。いや、幸せ!